峡月窯
<しおりから引用>
峡月窯
勅旨の焼物は江戸時代農閑期に仏器を作り始めてから
本格的になったようです。
以来「歌は世につれ世は歌につれ」で製品もいろいろと
変化して来ました。
私はその伝統の家に生まれ育ち、京都陶工訓練所を
卒業して、辻 晋六 先生のもとで修行し
父 峡月の後を継いで現在に至っています。
されどこの道は遠く果てしがありません。
ひとえに皆様方のご指導とご鞭撻をお願いいたします。
拙い作品と存じますが、作品は私の分身です。
長くご愛用くだされば幸甚と存じます。